製作金物・装飾金物の板金加工|柔軟な対応力でカタチにする

製作金物・装飾金物は、既製品では実現できないオーダーメイドの価値を持つ重要な要素です。その品質を左右するのは、加工会社の技術力と一貫対応力です。

渡辺工業は、鉄・アルミ・ステンレスをはじめとする多様な材質に対応し、レーザー加工・曲げ・溶接・研磨仕上げまでを一貫生産することで、高精度・高品質な製品を提供しています。さらに、小ロットから量産、短納期まで柔軟に対応可能です。

建築や機械分野で使用される製作金物から、デザイン性を重視した装飾金物まで、渡辺工業ならお客様の要望を確実に形にすることができます。

製作金物・装飾金物の板金加工をお考えの際は、ぜひ渡辺工業にご相談ください。

製作事例で見る渡辺工業の実績例

オーダーメイド装飾部材

装飾金物では、建築や店舗内装に用いられるオーダーメイド部材の実績があります。
材質や表面仕上げの選定段階から提案を行い、用途やデザインに最適な加工方法を提示。美観と耐久性を兼ね備えた装飾部材を製作しています。

店舗什器用の金属パネル

アパレル店舗や飲食店などで使用される什器には、デザイン性の高い金属パネルが多く採用されています。ステンレスのヘアライン仕上げや鏡面研磨を施すことで、店舗のブランドイメージを高めることが可能です。渡辺工業では、什器デザインに合わせた形状・仕上げをオーダーメイドで対応しています。

建築ファサード用の装飾フレーム

建物のエントランスや外壁を彩る装飾フレームやカバーも、装飾金物の代表的な事例です。意匠性だけでなく耐候性・耐久性も必要とされるため、ステンレスやアルミを用い、溶接から仕上げまで一貫して対応。長期にわたって美観を保つ製品を提供しています。

サイン・看板用の装飾金物

商業施設やオフィスビルに設置されるサイン・看板枠も、板金加工による装飾金物の一例です。デザイン性と強度を両立させるため、材質・仕上げの選定を行い、LED照明やアクリルパネルと組み合わせた複合製作も可能です。

製作金物・装飾金物とは?

建築や機械、内装デザインの分野において欠かせない存在が「製作金物」と「装飾金物」です。いずれも金属を加工して作られる部材ですが、用途や目的によって求められる特性が異なります。

建築や機械を支える「製作金物」

製作金物は、構造や機能性を重視したオーダーメイド金物です。
建築分野では手すりや階段の補強金具、建具を支える部材などがあり、機械分野では筐体やブラケットなど強度・精度・耐久性が求められる部品として使われます。既製品では対応できない特殊なサイズや仕様を満たすため、図面に基づいて一品ごとに製作されるケースも多くあります。

特に板金加工による製作金物は、設計通りの寸法精度を確保しながら十分な強度を発揮することが重要です。レーザー加工やベンダーによる曲げ加工、そして高精度な溶接技術によって、機能と耐久性を兼ね備えた製品が生み出されます。

意匠性を高める「装飾金物」

装飾金物は、建築やインテリアのデザイン性を高めるために用いられる金物です。
例えば、店舗什器の金属パネル、エントランスを飾る装飾フレーム、サインや看板枠などが代表例です。外観の美しさはもちろん、強度や耐久性も兼ね備えている必要があります。

装飾金物では、表面の仕上げが製品の価値を大きく左右します。ヘアライン加工や鏡面研磨、バフ仕上げなどを施すことで高級感のある意匠を実現できます。まさに「デザイン性+実用性」を両立させる金物といえます。

製作・装飾金物の製作で求められる要素

製作金物や装飾金物は、どちらもオーダーメイド性が高いため、加工会社の技術力が品質に直結します。板金加工においては、主に次の要素が重要となります。

強度と精度を担保する加工技術

製作金物では、寸法精度と強度が特に重視されます。
レーザー加工機やタレットパンチプレスによって正確に切断・打ち抜きが行われ、その後ベンダーによる曲げ加工で設計通りの形状を再現します。さらに、熟練職人による溶接技術が加わることで、強度を確保しつつ美しい仕上がりを実現できます。

薄板の場合は、歪みや熱による変形が発生しやすいため、経験豊富な板金加工会社に依頼することが不可欠です。渡辺工業は特に薄板溶接に強みを持ち、精密で安定した品質を提供しています。

デザイン性を引き出す仕上げ技術

装飾金物においては、見た目の美しさが製品価値を大きく左右します。
ステンレスのヘアライン仕上げや鏡面研磨は、建築内装や什器のデザイン性を高める代表的な処理です。また、アルミや鉄への塗装やメッキ処理によって、耐久性や防錆性を付与することも可能です。

渡辺工業では、研磨や仕上げ工程まで自社で一貫対応しているため、品質の安定化はもちろん、短納期での対応も可能です。

渡辺工業に頼むメリット

渡辺工業は創業以来、板金加工の分野で多くの実績を積み重ねてきました。特に製作金物・装飾金物においては、次のような強みがあります。

薄板溶接を得意とする高度な技術力

鉄・アルミ・ステンレスといった幅広い材質に対応可能で、特に薄板の溶接において高い評価を得ています。板厚が薄いと、加工時に熱で歪みが出たり穴が空いてしまうことがありますが、渡辺工業の熟練技術者は精密な温度管理と高度な技術でこれを克服しています。

一貫対応による高品質・短納期

渡辺工業では、レーザー加工・タレパン加工・曲げ・溶接・研磨仕上げまでを社内で一貫対応しています。工程を外注に頼らないことで、工程間のバラつきをなくし、安定した品質を実現できます。さらに、社内で工程を完結できるため、納期短縮や急な仕様変更にも柔軟に対応可能です。

小ロットから量産まで柔軟対応

製作金物や装飾金物は、1点物や小ロットでの依頼も多く見られます。渡辺工業では、小ロット試作から量産まで対応できる体制を整えており、必要数量や納期に応じて最適な製造方法を提案することが可能です。